クロネコさんぽ

働くヒトを観察する猫の備忘録

近況報告

ども、クロネコです。

前回は質問にお答えしましたが、最後に例のオジサンの報告すると書きました。

今日までに間に、オジサンからは「ひょっとしたら、しばらく会えんかもしれへんよ」と言われていたのですが、本当に今日まで顔を見かけていませんでした。

 

「みゃー」(おじさーん)

「おー、おひさしぶりー、元気にしてたぁ?」

「みゃー。みゃー?」(いつも通りだよー。オジサンは?)

「んとね、オジサン、オジサンのおばあちゃんが亡くなって、しばらく実家に戻ってたよ」

「みゃあ?」(おばあちゃん?)

「オジサン、実家から離れて暮らし始めて、後悔しているのは家族が天に召されるときに一緒にいられないことやねえ」

「みゃー?」(おばあちゃんには会えたの?)

「おばあちゃんは、献体って言って、亡くなった後、大学の医学部に運ばれちゃって、オジサンは全然間に合わなかったよ」

「みゃあ」(残念だね)

「おばあちゃんは、オジサンには良い思い出も悪い思い出もたくさんある人だったんだけれど、最後を看取った母と弟が「苦しむことなく、あっという間だったよ」って言っていてね。痛いのが嫌いなおばあちゃんがスッとあの世に行けたと思うと良かったなって思うよ」

「みゃああ?」(オジサン、寂しい?)

「オジサンは離れて暮らしていた分の寂しさもあるけれど、一緒に暮らしていた母や弟はこれまで生活の中心がおばあちゃんだったから、これからますますさびしくなるんじゃないかな?」

「みゃー、みゃああ?」(オジサン、寂しいんじゃないの?)

「リワークで学んだことをやってみたんだけれど、思いのほか心が参った感じだよ。体に出てきて会社も休んだし、お姉さんと会う約束も守れなかったし」

「みゃあ、みゃあ!」(オジサン、時は遡れないよ、今とこれからを考えようよ!)

「そうだねえ、ここで体調を大きく崩して、またリワークの前のような状態になったら積み重ねたものが崩れるよねえ」

「みゃあ、みゃあ!」(そうそう、外に出てボクと遊ぶといいよ、楽しいよ!)

「みゃあ、みゃー!」(1人で引きこもってると寂しさや虚しさしか出てこないよ、外に出よー!)

「うん、引きこもる時間は短い方がいいね。オジサンにもオジサンの生活があるもんね」

「みゃ!」(そうだよ!)

「オジサン、意識して使わなかった言葉があるんだけれど、今が『頑張るとき』だと思って、ボチボチ頑張っていくよ」

「みゃぁぁ」(わかってないなぁ)

「みゃあ、みゃあ、みゃあ!」(おじさんにはまだ家族がいるし、お姉さんもいるんでしょ、そういう人たちがいなくなるたびに頑張るの?いつも頑張れ、生きるのをなめんな!)

「うわ、めっちゃ叱られてる気がするな。とにかく頑張るよ。話聞いてくれてありがとう。またね」

「みゃーー」(がんばれーー)

 

オジサン、おばあちゃんがいなくなって傷心状態のようです。

でも、自分以外の誰かの生き死にや、出会いと別れのたびに、自分の生活を崩すのは去っていった誰かに対して失礼だと思います。

意地汚くてもいいので、生きて生きて、生きてる間は去っていった人たちのことを忘れずにいることこそ大事だとボクは思うのです。

 

【今日のクロメモ】

・オジサンのおばあちゃんがなくなった(ご冥福を申し上げます)。

・オジサンはショックで体調をくずしてしまった。

・健康的に生きることがなくなった方への誠意