クロネコさんぽ

働くヒトを観察する猫の備忘録

周りが敵に見えるとき、本当の敵は自分の中にいる

ども、クロネコです。

いつものオジサンが「しばらく遅く帰る日が続くよ」と言ったので、その翌日、眠いけれど、朝、遊びに行ったら、「今からお仕事行くんよ。ゆっくりできるときに遊んでな。寒いから暖かくしてな~」と言われました(そして、オジサンは自転車に乗ってどこかに行きました)

このボクが遊んであげようと起きてきたのに、すげない態度です。

きっとバチが当たるでしょう。

そんなことを思って、夜、オジサンが帰ってきたのを見つけたので声を掛けてみました。

 

「みゃあ、みゃあ」(オジサン、こんばんは)

「おー、こんばんは。ただいまやねぇ。遅くなるって言ったのに待ってたん?」

「みゃー、みゃー」(ちがうよー、たまたまだよー)

「もう、今日はオジサンは久しぶりに仕事で腹が立ったよ」

「みゃ?」(最近のオジサンにしては珍しいね?)

「なんかさ、今日、会議中に偉い人が入ってきてね、急に「見積り、どうなってる?」って聞いてきたんよ」

「みゃあ?」(見積りってなぁに?)

「先月、ちょっとバタバタしてたときに言われてた仕事の延長なのかな、一度、ある材料である部品を作ったらいくらになるかって計算をしてたの。それが見積りなんだけどね」

「みゃ!」(見積り、覚えた!)

「材料を変えて見積りをしてくださいって指示が確かにあったんよ。ただ、他の指示で急に2日後までにやってくださいって指示が別の人から言われて、見積りは締切が指定されてなかったから、2日後に指定された仕事や他の先に予定を入れていた仕事をしてたの」

「みゃああ」(ふぁぁ、長そうな話だねえ)

「で、一段落ついたから、見積りの仕事に取り掛かって、指示してきた人やその上役の人にも相談して、見積りの提出時期を決めてOKをもらったんよ」

「みゃー」(それはいいんじゃないの?)

「そしたら、急にさっきの偉い人が、それじゃ間に合わないって言ってね。じゃあ、最初から締切を言っておいてほしいんだよね」

「みゃあ」(オジサンは締切を聞かなかったの?)

「会議中にいた他の人も、それまでの経緯を聞いて、偉い人がいなくなってから、「今頃言うなだよね。」って言ってくれてね。それはありがたいなって思ったよ」

「みゃあ」(じゃあ、良かったね)

「ただ、会議中も会議後も何でオジサンが詰問口調で聞かれないといけないんだって腹が立ってたんだけれど、ふと思い出したのが、『仕事で周りの人が敵に見えるとき、本当の敵は自分の中にいる』って言葉でね」

「みゃー。みゃ??」(タイトル回収だね。でも、オジサンの体の中に敵がいるの?ノミみたいのもの?)

「考え方の問題で、元々、期限を切られてはいなかった仕事だけれど、それはやっぱりいつまでにしたらいいのか、しっかり確認したら良かったなってこと。そしたら、オジサンも早く動けたし、詰問口調で聞かれることもなかったんだよね」

「みゃー、みゃー?」(でも、オジサン、見積りが出る予定を伝えてOKをもらえたんだよね?そうやって考えるのはおかしくない?)

「オジサンに指示を出した人も、その偉い人との間でスケジュールの感覚がちがったんだろうね。だから、全体のコミュニケーションが取れてなかったんだと思うんよ」

「みゃー」(じゃあ、オジサンはこれからどうするの?)

「いちいち偉い人に、いつまでに終えればいい仕事なのか聞くのも、オジサンも偉い人も大変だけど、とりあえず、それをやってみようかなって思ってるよ」

「あとは、全体のコミュニケーションが取れる方法を提案することかなあ?」

「みゃあ」(オジサン、おつかれさま)

「イライラが全くないっていうのは、体調も関係してくるから難しいけれど、できれば少なくする方法を取っていこうと思うよ」

「みゃあみゃあ」(仕事を溜めないのも大事だよね)

「話が長くなったね。週末は寒くなるらしいから、お前さんも暖かいところでやすむんだよ?おやすみ。またね」

「みゃー!」(またねー!)

 

オジサン、人間関係でイライラするみたいですね。

ノラ猫のボクは領地内に入ってくる白猫の排除(何度追い返しても入ってくる)と、隣の領地にいる同じ黒猫(警戒心が強すぎる)との同盟を結ぶのも大変なので何となくわかります。

それでも、気ままにノラ猫暮らしをできるのは、ノラであることに誇りを持ってるからです。オジサンにも良い意味で誇りを何か持ってもらいたいものです。

 

【今日のクロメモ】

・周りが敵に見えるとき、本当の敵は自分の中にいる。

・仕事の期限は必ず確認する。

・仕事は溜めこまない。