クロネコさんぽ

働くヒトを観察する猫の備忘録

お正月

ども、クロネコです。

ここ数日、何だか領地内が静かです。どうも毎年やってくる『お正月』というものみたいです。

玄関の上や前に飾りをつける家もあり、見た目の変化で何となくわかるのです。

あと、例のオジサンが言ってました。

 

「あ、オジサン、しばらく実家に帰省するねん。ちょっと会えん日が続くけれど、戻ってきたら遊んでなぁ」

 

帰省って何でしょう?

ボクの領地内のヒトでそういう話をしてたヒトは少なかった気がするのです。

あと、オジサンが本当に姿を見せません。そうなると少し退屈するものです。

 

「おお、あけましておめでとう。今年もよろしくなぁ」

「みゃーー?」(オジサン、どこに隠れてたの?お家の中に引きこもってたの?)

「オジサン、オジサンが生まれたところに帰ってたんよ。お前さんと違って、オジサンはここに大きく育ってからやってきたんよ」

「みゃーー♪」(オジサンがいない間は平和だったよ。いてもいなくても平和。ボクのおかげ♪)

「こっちも寒いけれど、オジサンの生まれたところも寒くてなあ。雪が降ってないだけ助かったよ」

「みゃー?」(オジサン、しばらくお正月なの?)

「お正月休みが毎年あるけれど、今年は久しぶりに帰ったから、オジサンの家族も喜んでたよ」

「みゃーー」(オジサンも家族がいるんだね)

「オジサンのおばあちゃんは寝たきりで認知症なんだけれど、今回はオジサンの顔を認識してくれたみたい。お話はできなかったけれどね」

「みゃー」(お話できないと寂しいね)

「オジサンはおばあちゃんとはお話できなかったけれど、オジサンのお母さんと弟とは話してきたよ」

「みゃ?」(どんなお話?)

「オジサン、痩せたらモテるよってお母さんに言われたよ。弟はオジサンよりも細いんだけれど、絶対にモテないって言ってたよ」

「みゃー?」(兄弟だから同じ顔でしょ?ボクもいたよ、兄弟)

「何が違うのって聞いたら、マメかどうかだって。お前さんはマメかい?」

「みゃ」(ボクは猫だよ)

「誕生日とか母の日に、オジサンは欠かさず少しでもお母さんにプレゼントを贈ってるんだけれど、弟はそういうことしないんだって」

「でも、一時期、プレゼントをしてた時期があったらしいんだけれど、そのセンスが男性の選ぶセンスの物じゃなくて、当時付き合ってた女性のセンスだったらしいよ」

「みゃーー?」(この話、長くなるの?)

「で、女性との付き合いがなくなると、プレゼントくれなくなったから、モテるはずないんだって。母親って変なところ見てるよね」

「みゃー」(ボクもおかあさんっていたと思うけど、記憶にないよ)

「あと、この前、お前さんと会ったお姉さんをいつか家に連れておいでって言われたよ」

「みゃー?」(あの、おっかなびっくりさん?)

「オジサン、働くの再開してから日が浅いけど、毎日健康に働き続けられる自信がついたら、あのお姉さんを連れて行こうと思うよ」

「みゃーー」(オジサン、また隠れちゃうとボクは退屈だなあ)

「オジサン、今のこの場所にお前さんのお母さんがいたときから住んでるけれど、いつか離れちゃうんやろうなあ。それはそれで寂しいんだけどね」

「みゃ?!」(オジサン、いなくなるの?!)

『ガブッ』

「フフフ、今日は噛みつかれても痛くないように厚着だよ」

「みゃーー!」(オジサンのくせに生意気め!)

「ふふ、また今年も遊んでね。またね」

「みゃーー」(ずっと構ってあげるからねーー)

 

オジサンのくせに生意気なことを言っていましたが、オジサンは家族と会って色々とお話できたみたいです。

それにしても、オジサン、ボクのおかあさんのこと知ってたのがビックリです。

ボクは記憶にないのに、オジサンはどうやってわかったんでしょう?

今度、聞いてみようと思います。

 

【今日のクロメモ】

・ヒトはお正月のとき、オジサンはオジサンの生まれたところに行っていた。

・オジサンは痩せるとモテるらしい。(ボクから見ると、オジサンはオジサン)

・オジサンはこの場所から離れる気持ちがある。(ボクは退屈になるので嫌だ)