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クロネコさんぽ

働くヒトを観察する猫の備忘録

『働く』の意味

クロネコです。

領地のパトロールを兼ねて散歩をしていると面白いものを見ます。

 

ある日、川で水遊びしてる鳥を見ました。

無性に食欲が湧くのですが、水遊びではなくヤツは餌を探しているようです。

空には餌がないんでしょうか?

川の中にくちばしを入れては器用に魚を飲み込んでます。

ボクは濡れるのがキライなんですが、魚は好きなので、せめて爪がぐーーんと

伸びて魚を捕まえられないかと想像したりします。

でも、生魚より美味しいものがあることも知ってるので、そちらをヒトから

いただくのが楽です。

(甘え方にコツがあるのですが、大事な戦術なので秘密です)

 

ある夏の夕方、オジサンが自分の家の前で座り込んでいました。

「みゃー」(オジサン、夏バテか?)

「おー、元気にしてたか?暑くないか?水飲んでるか?」

「みゃー」(それはこっちが訊いてることなんだけどな)

「なんか、朝、満員電車に乗るのって疲れるねぇ。お前さんは夏バテしてないんか?そういえば、どこで寝てるんや?」

「みゃー?みゃー!」(何のためにわざわざ疲れることをしてるのかな?ボクの寝床は秘密だよ!)

「涼しいところで楽して過ごせるといいのにねえ」

「みゃー。みゃー?」(そういうときは日陰に入るんだよ。オジサンはオジサンなのにそんなこともしらないの?)

「働かないと暮らしていけないもんねえ。お前さんも何かしら働いてるんか?」

「みゃー?みゃー」(働くって何です?生きるために必要なことはしてますけど)

「はー、何で働いてるんだろう」

 

どうやら、オジサンは電車に乗ることよりも、『働く』ってことに疲れてるみたいです。とりあえず、そのときにオジサンにボクが言えたのは、これだけです。

 

「みゃー?みゃーみゃー」

(疲れたんなら休めばいいのでは?働くの意味は辞書には載ってると思うから調べてみたらいいと思うよ)

 

「お、励ましてくれてるんか?ありがとね」

「みゃー、みゃー」(励ましてないよ、自分で考えろって言ってるの)

 

...と、まあ、こんなやり取りをした後、ボクも気になって簡単な辞書で調べてみました。

 

kotobank.jp

 

なるほど、『働く』には辞書で調べると色んな意味があるようです。

でも、オジサンが何で『働く』と疲れるのかはわかりません。

オジサン自身が『働く』の意味と疲れの原因を考えてボクに話してくれないと、ボクにはサッパリわかりません。

 

ボクはボクが生きるだけで精一杯なので、『働く』なんて考えたことはなかったのですが興味深い話です。

漢字では、ニンベンに『動』と書いて『働』になっているので、ヒトが動くことが関係しているようです。猫のボクに理解できないのも納得の話です。

しばらく、オジサンの『働く』話に付き合ってみようと思います。

 

その前に、今日の雨宿り先を確保しないと!

 

【今日のクロメモ】

・生きることと働くことは違うらしい。

・働くと疲れることがあるらしい。